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支援のカギは「環境」にあり!障害理解セミナー開催報告

あらわれにとらわれず「個人×環境」で支援を考える学びの時間

【開催報告】

2025年11月12日(水)、静岡県総合社会福祉会館シズウェル103にて、
Build WORKS Lab 公開研修「支援のカギは環境にあり!新人のための障害理解セミナー」を開催しました。

午前(放課後等デイサービス向け)・午後(就労支援・成人分野向け)の2部制(同一内容)で実施し、
多くの支援者の皆様にご参加いただきました。

【テーマ】
今回のセミナーでは、支援の現場でよく見られる“行動のあらわれ”にとらわれず、
「個人要因 × 環境要因」の相互作用で障害を理解するICFの視点 を中心に学びました。

冒頭では、NHKが制作した架空ニュース「定型発達症候群」の例を通して、
「普通とは何か」「あらわれだけで人を判断していないか」
という思い込みへの気づきからスタート。

続いて、
発達障害に関する基礎理解
生活・学習・行動の背景にある特性
支援者が環境因子として果たす役割
具体的なアプローチの考え方
など、現場ですぐに活かせる内容を中心に解説しました。

午前・午後で職種は異なるものの、
「支援の質は環境で変えられる」という共通したテーマに、多くの方が深く頷かれていました。

🗣 参加者の声(アンケートより抜粋)
アンケートでは、参加者の皆さまから多くのご意見をいただきました。

「“障害は個人に帰属するものではない”という視点が腹落ちした」
「ICFの考え方がとても分かりやすかった」
「行動の背景にある特性や環境の要因を丁寧に見る重要性を再認識した」
「新人だけでなく経験者の学び直しに最適な内容だった」
「ケース検討にそのまま活かせる内容だった」

多くの方が、
「現場に持ち帰ってすぐに活かせる学びだった」
と回答され、全体を通して高い満足度評価をいただきました。

【ご参加いただいた皆さまへ】
平日のお忙しい中でのご参加、誠にありがとうございました。
皆さまが真剣にテーマに向き合ってくださったおかげで、深い学びの時間となりました。

今回のセミナーが、日々の支援の「引き出し」を増やすきっかけになれば幸いです。

今後の公開セミナーについて

Build WORKS Labでは、今回のテーマに限らず、
新人向け研修・ミドル層向け研修・管理職向け研修など、さまざまなセミナー・研修を企画しています。

次回の開催情報は、日程が決まり次第ホームページでお知らせいたします。

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